柑菜ちゃんが負け犬街道まっしぐらで生きるのが楽しい！




イチカ先輩に告白しようとして、寸止めをくらった海人くん。いつもの妄想が爆発して、イチカさんからこっぴどく振られたと思い込み、引きこもってしまい、イチカはイチカで自分が宇宙人であることが海人にばれて周囲にも発覚する妄想をしてしまいます。そして柑菜ちゃんは病気の海人を看病するイチカ先輩の構図で妄想するのでした。


登場人物全員が妄想癖持ちですか？

海人に何かあったのかと心配になったイチカ先輩は檸檬先輩に相談するのですが、なにぶん相談する相手が悪すぎです。すぐさま海人の仮病を見抜き、海人を心配して駆けつける柑菜ちゃんをスニーキングして隠し撮りをするにまで至ります。




そして柑菜ちゃんのウッキウキ、ドッキドキの海人君デート。


もちろん、この間も檸檬先輩によって盗撮され続け、そして哲朗や美桜にも見られ続けている柑菜ちゃんですが、勇気を出して一世一代の大告白をしようと試みます。


って、檸檬せんぱい！？



「迂闊、映像美を追求するあまり、隠れるのを忘れてしまったわ」

凄いぜ、檸檬先輩。

柑菜ちゃんがこっぴどく振られることを予想しての妨害ですね。ナイスアシストです。



他の面々にも見られていることを知り、赤面する柑菜ちゃんを尻目に海人くんはイチカ先輩と鉢合わせをして逃走していました。というか追いかけっこという名のイチャラブイベントが発生していました。


二人は互いに昨晩についての話をするのですが、どうにも話がかみ合いません。


「「本当にわからない・・・？」」

・・・

「「ほんとに？」」


夫婦か！


駄目だ、柑菜ちゃん。君の付け入るスキがまったくと言って良いほど見つからねぇ・・・




結局、お互いの秘密は知られぬまま、元の生活に戻ることになりました。
振られたわけではないことを知った海人は調子に乗ってイチカ先輩を撮りまくるのですが、完全に企画AVのハメ撮りモノの風景です。


「じゃあ、好きな人はいないの？」

「それは・・・」

「わかった。谷川さんでしょう？」

「違います。」


・・・


・・


・


か、柑菜ちゃ～ん


柑菜ちゃんの望みが欠片もなさすぎて飯がうまい！！




そして3話にして海人くんがイチカ先輩のことが好きであると本人であるイチカ先輩にばれました。
イチカ先輩が当たりを引いたところで次回への引きとなったので、海人が誤魔化すという可能性もありますが、それでも一つの問題が大きく動き出したことは事実。

哲朗の秘めた想いを美桜が指摘するシーンもありましたし、物語は静かに加速するのでした。

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