劇場版『機動戦士ガンダム00』感想
2010年10月30日 (土)


劇場版『機動戦士ガンダム00』を観てきました。
レビューするには非常に面白い作品だったのですが、真面目に見たら真面目にぶち切れる作品でした。基本的に褒めることは一切しませんし、完全超絶にさっくりネタバレをかましますので、これ以降は絶対に読まないことをお勧めします。単なる愚痴なので・・・。
Open↓
アニメの世界からおよそ2年後。地球に向かってノンストップで突っ込んでくる木星探査船の軌道を変えるべく地球連邦に所属している純血イノベイターの唇ピアス男が大型モビルアーマーで木っ端微塵にしたところから物語は始まります。
実はその探査船は異世界人に乗っ取られており、そこから人間対異世界人という構図が出来上がりそれが映画の主軸となるのですが、その異世界人の目的がわからないまま人間とドンパチするから本当にワケが分かりません。
また、新人類であるイノベイターがそのうち人口の大半を占め純粋な地球人との確執が出てくるとかいう話が冒頭でチラッと出てくるのですが、それが物語に関わってくるかといえば全くのノーです。
せっちゃんがイノベイターになったことでの心境の変化とか軍内部でモルモット扱いされていた唇ピアスとか、そういうガンダムではお馴染みの人間臭い葛藤とかも一切存在しておらず、ガンダムどころかダブルオーである意味が本当に不明。ちなみにヒロインはどうしようもなくフェルトです。貧乏姫は相変わらず空気で存在意義すらありません。
二期の終盤でフェルトがせっちゃんにプレゼントした花が微妙に伏線になっていますが、あれを見て伏線の使い方が上手いという感想を抱くことはなく、ただただラフレシアっぽくてむかつきます。
ダブルオークアンタも人々の意識を共有してお互いを通じ合うシステムが搭載されたぶっちゃけエンジェル・ハイロゥです。まぁ、この辺もあまり機能を成していない雰囲気があるので、わりとどうでもいいといえばどうでもいいのですけど・・・。
そして戦闘シーンですが、個人的に言わせてもらえば退屈です。確かにヌルヌル動くモビルスーツとその壮大な物質量は圧倒的ではあるのですが、いかんせん敵側がビット兵器であり、それをチマチマと撃つか遠くからなぎ払うかしかしてません。一応異世界人の性質上MS対MSという構図にはなるのですが、それでも大量のビットがMSを追いかけてそれを逃げながら応戦するMSという10分見ればお腹いっぱいな戦闘シーンです。そしてラスボスは存在せず、せっちゃんとティエリンがなんか納得してサイコウェーブを放ってめでたしめでたし。『マリナ姫、あなたは正しかったよ。』で終わりです。
種死は例外として今までのガンダムの終りを見てきても普通に納得してきた私だったのですが、コレほど観終わった後でテンションがダダ下がりした作品というのは例を見ないかもしれません。
確かにフェルトはビッチ可愛いですし、コーラのネタっプリは面白いですし、ハムも1期の時のように良キャラになっているのですが、いかんせんメインキャラクターとメインストーリーに魅力がありません。
いや、別に異世界人から地球を守ろう、種族を超えて闘おう!でもいいですし、それはそれで熱いので大歓迎なのですが、今まで人間同士が争ってきた世界でいきなりそんな話をされても積み重ねたものがあまりになさ過ぎるので正直戸惑います。
刹那以外の純血種イノベイターという非常に面白い立ち位置にあったデカルトの扱いも本当にあれだし、本当にどうしてこうなってしまったのだろうかというが正直なところの感想です。
まぁ、見て損はないとは思いますけども・・・。
アニメの世界からおよそ2年後。地球に向かってノンストップで突っ込んでくる木星探査船の軌道を変えるべく地球連邦に所属している純血イノベイターの唇ピアス男が大型モビルアーマーで木っ端微塵にしたところから物語は始まります。
実はその探査船は異世界人に乗っ取られており、そこから人間対異世界人という構図が出来上がりそれが映画の主軸となるのですが、その異世界人の目的がわからないまま人間とドンパチするから本当にワケが分かりません。
また、新人類であるイノベイターがそのうち人口の大半を占め純粋な地球人との確執が出てくるとかいう話が冒頭でチラッと出てくるのですが、それが物語に関わってくるかといえば全くのノーです。
せっちゃんがイノベイターになったことでの心境の変化とか軍内部でモルモット扱いされていた唇ピアスとか、そういうガンダムではお馴染みの人間臭い葛藤とかも一切存在しておらず、ガンダムどころかダブルオーである意味が本当に不明。ちなみにヒロインはどうしようもなくフェルトです。貧乏姫は相変わらず空気で存在意義すらありません。
二期の終盤でフェルトがせっちゃんにプレゼントした花が微妙に伏線になっていますが、あれを見て伏線の使い方が上手いという感想を抱くことはなく、ただただラフレシアっぽくてむかつきます。
ダブルオークアンタも人々の意識を共有してお互いを通じ合うシステムが搭載されたぶっちゃけエンジェル・ハイロゥです。まぁ、この辺もあまり機能を成していない雰囲気があるので、わりとどうでもいいといえばどうでもいいのですけど・・・。
そして戦闘シーンですが、個人的に言わせてもらえば退屈です。確かにヌルヌル動くモビルスーツとその壮大な物質量は圧倒的ではあるのですが、いかんせん敵側がビット兵器であり、それをチマチマと撃つか遠くからなぎ払うかしかしてません。一応異世界人の性質上MS対MSという構図にはなるのですが、それでも大量のビットがMSを追いかけてそれを逃げながら応戦するMSという10分見ればお腹いっぱいな戦闘シーンです。そしてラスボスは存在せず、せっちゃんとティエリンがなんか納得してサイコウェーブを放ってめでたしめでたし。『マリナ姫、あなたは正しかったよ。』で終わりです。
種死は例外として今までのガンダムの終りを見てきても普通に納得してきた私だったのですが、コレほど観終わった後でテンションがダダ下がりした作品というのは例を見ないかもしれません。
確かにフェルトはビッチ可愛いですし、コーラのネタっプリは面白いですし、ハムも1期の時のように良キャラになっているのですが、いかんせんメインキャラクターとメインストーリーに魅力がありません。
いや、別に異世界人から地球を守ろう、種族を超えて闘おう!でもいいですし、それはそれで熱いので大歓迎なのですが、今まで人間同士が争ってきた世界でいきなりそんな話をされても積み重ねたものがあまりになさ過ぎるので正直戸惑います。
刹那以外の純血種イノベイターという非常に面白い立ち位置にあったデカルトの扱いも本当にあれだし、本当にどうしてこうなってしまったのだろうかというが正直なところの感想です。
まぁ、見て損はないとは思いますけども・・・。
スポンサーサイト
スポンサードリンク
COMMENT
by -
こ れ は ひ ど い
by -
あなたの感想が悪意ある第三者の手によって
コピペで2chのシャア板の各スレに張られています
一応知らせておきますね
通報するなり何なりやっちゃってください
コピペで2chのシャア板の各スレに張られています
一応知らせておきますね
通報するなり何なりやっちゃってください
by
個人的にアレは真ゲ+ガンバスターを足して割った感じでしたねぇ
観ましたけど by 匿名
此処まで、酷評される映画では無いです。
劇場で実際に観ましたが、戦闘シーンも凄かったですし…フェルトに関しても、そこまで言う事無いと思います。
まあ、バカバカしい感想だと思って下さい。私は、あの映画で泣きました。
劇場で実際に観ましたが、戦闘シーンも凄かったですし…フェルトに関しても、そこまで言う事無いと思います。
まあ、バカバカしい感想だと思って下さい。私は、あの映画で泣きました。