5分でわかる宇宙をかける少女
2009年07月06日 (月)
アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)
プロデューサーと呼ばれる変体紳士達がアイドルを目指す女の子達と会話をしたり胸を揉んだりしてコミュニケーションを図り、トップアイドルに仕立てる育成ゲームが原作のアニメ・・・だったのですが、ふたを開けてみると幼女が好きなロリコンロボとそのロボに自分の盗撮画像を見せられて喜ぶ変態少女のバカップルラブコメディに仕上がっていました。
製作会社は舞-HIMEシリーズを手がけたサンライズ第8スタジオということで、アイマスの名前を借りた舞-HIMEと揶揄されました。ゲーム板の声優陣は誰一人関わっておらず、残ったのは個人の名前と髪型のみというある意味潔い突き抜けっぷりを見せ、また時折みせる鬱展開も組み込まれているという揶揄どころか本当に舞-HIME展開であった為に、アイマスファンからは黒歴史以上の扱いを受けることになったのでした。
そんなサンライズ第8スタジオが2年ぶりに立ち上がり、シリーズ構成にその道では有名な花田十輝氏を迎えて製作することになったアニメが『宇宙をかける少女』でした。
主人公の少女と自我を持ったスペースコロニーが宇宙を舞台に駆け巡るストーリーということで、基本コンセプトはゼノグラシアだった宇宙をかける少女。サンライズ自慢のメカ描写はやはり素晴らしいものであるために誰もがゼノグラシアの二の舞にはならないであろうと期待したのでした。
かみちゅで良い棒っぷりを見せたMAKOの演技力の向上、うっかり警官いつきにロリ要因のほのかとキャラのつかみもばっちりで、ロケットスタートに成功した宇宙かけでしたが、そのギアはローギアから一向にトップギアに切り替わることはなく、中盤まで迎えることになり、そして訪れる9話の悪夢。

野球しちゃいました。
一般的にはQTと呼ばれる能力の説明回だと言われていますが、そんなことよりも先に説明しなければならないことは多々あり、最悪でも最後まで存在意義が良くわからなかった生徒会の説明に回すべきだったと思います。
何が悪いかと問われれば、それほど悪いことはしていないけれども、精霊会議、あのねにゼノグラシアと過去作品をみればやっぱりA級戦犯な花田先生を構成から外して中盤の中だるみ解消に走った宇宙かけでしたが、やはり9話で意味不明な野球編を入れたツケが回ってきたのか、展開が進まない、言いたいことがわからない、グダグダという悪いときのサンライズのテンプレのようなものになってしまいます。
主人公秋葉の妹ナミが予想通り敵側につき、自分をいじめたクラスメイトに憂さ晴らしをしたものの、正論で反撃されるという情けないことこの上ない姿を晒す始末。メカがあるのに生身で戦う作中最強にみえる秋葉の姉高嶺も敵に捕らわれる→助け出される→敵に洗脳されるという心底救えない役立たずっぷりを披露していました。
そして、何も進展がないまま終盤を迎える宇宙をかける少女

宇宙かけ唯一の良心であったといわれるイモちゃんが特攻をかけて死亡します。

その数話後にさっくり復活するイモちゃん。
イモちゃんを死なせるなとは思いましたが、そういう意味ではない。
敵勢力側についていた神楽もあっさり洗脳が解け、ラスボスと思われていたネルヴァルがそれほど悪い奴でもなく、レオパルドがパーツの付け間違えで性格が変わりラスボスとなります。
もう何がなにやら・・・
神楽の言うことを聞いてネルヴァルについたもののその神楽がさっくり改心したために結果的に裏切られたナミは当たり前のことですが逆切れします。

「調子のいいこと言ってぇ、この道に引きずり込んだのはアンタでしょうがぁ!?」
そしてそれに対する神楽の返答はというと・・・

「ごめんね☆」

・・・
・・
・
ギャグだとしても酷い
それなりにまとめうようとした努力はわかるのですが、本気でこの脚本を書いたのならば、流石に頭がおかしいと思います。
結局、散々ばらまいた伏線は回収せずに放置してしまい、ゼノグラシアよりも酷い出来となってしまった宇宙をかける少女。最後は上手くごまかして〆たくせにハイパー投げっぱなしジャーマンの東のエデン、鋼殻のレギオスという2作品を押さえて今期の駄目最終回アニメとなったのでした。
ごめんね☆
プロデューサーと呼ばれる変体紳士達がアイドルを目指す女の子達と会話をしたり胸を揉んだりしてコミュニケーションを図り、トップアイドルに仕立てる育成ゲームが原作のアニメ・・・だったのですが、ふたを開けてみると幼女が好きなロリコンロボとそのロボに自分の盗撮画像を見せられて喜ぶ変態少女のバカップルラブコメディに仕上がっていました。
製作会社は舞-HIMEシリーズを手がけたサンライズ第8スタジオということで、アイマスの名前を借りた舞-HIMEと揶揄されました。ゲーム板の声優陣は誰一人関わっておらず、残ったのは個人の名前と髪型のみというある意味潔い突き抜けっぷりを見せ、また時折みせる鬱展開も組み込まれているという揶揄どころか本当に舞-HIME展開であった為に、アイマスファンからは黒歴史以上の扱いを受けることになったのでした。
そんなサンライズ第8スタジオが2年ぶりに立ち上がり、シリーズ構成にその道では有名な花田十輝氏を迎えて製作することになったアニメが『宇宙をかける少女』でした。
主人公の少女と自我を持ったスペースコロニーが宇宙を舞台に駆け巡るストーリーということで、基本コンセプトはゼノグラシアだった宇宙をかける少女。サンライズ自慢のメカ描写はやはり素晴らしいものであるために誰もがゼノグラシアの二の舞にはならないであろうと期待したのでした。
かみちゅで良い棒っぷりを見せたMAKOの演技力の向上、うっかり警官いつきにロリ要因のほのかとキャラのつかみもばっちりで、ロケットスタートに成功した宇宙かけでしたが、そのギアはローギアから一向にトップギアに切り替わることはなく、中盤まで迎えることになり、そして訪れる9話の悪夢。

野球しちゃいました。
一般的にはQTと呼ばれる能力の説明回だと言われていますが、そんなことよりも先に説明しなければならないことは多々あり、最悪でも最後まで存在意義が良くわからなかった生徒会の説明に回すべきだったと思います。
何が悪いかと問われれば、それほど悪いことはしていないけれども、精霊会議、あのねにゼノグラシアと過去作品をみればやっぱりA級戦犯な花田先生を構成から外して中盤の中だるみ解消に走った宇宙かけでしたが、やはり9話で意味不明な野球編を入れたツケが回ってきたのか、展開が進まない、言いたいことがわからない、グダグダという悪いときのサンライズのテンプレのようなものになってしまいます。
主人公秋葉の妹ナミが予想通り敵側につき、自分をいじめたクラスメイトに憂さ晴らしをしたものの、正論で反撃されるという情けないことこの上ない姿を晒す始末。メカがあるのに生身で戦う作中最強にみえる秋葉の姉高嶺も敵に捕らわれる→助け出される→敵に洗脳されるという心底救えない役立たずっぷりを披露していました。
そして、何も進展がないまま終盤を迎える宇宙をかける少女

宇宙かけ唯一の良心であったといわれるイモちゃんが特攻をかけて死亡します。

その数話後にさっくり復活するイモちゃん。
イモちゃんを死なせるなとは思いましたが、そういう意味ではない。
敵勢力側についていた神楽もあっさり洗脳が解け、ラスボスと思われていたネルヴァルがそれほど悪い奴でもなく、レオパルドがパーツの付け間違えで性格が変わりラスボスとなります。
もう何がなにやら・・・
神楽の言うことを聞いてネルヴァルについたもののその神楽がさっくり改心したために結果的に裏切られたナミは当たり前のことですが逆切れします。

「調子のいいこと言ってぇ、この道に引きずり込んだのはアンタでしょうがぁ!?」
そしてそれに対する神楽の返答はというと・・・

「ごめんね☆」

・・・
・・
・
ギャグだとしても酷い
それなりにまとめうようとした努力はわかるのですが、本気でこの脚本を書いたのならば、流石に頭がおかしいと思います。
結局、散々ばらまいた伏線は回収せずに放置してしまい、ゼノグラシアよりも酷い出来となってしまった宇宙をかける少女。最後は上手くごまかして〆たくせにハイパー投げっぱなしジャーマンの東のエデン、鋼殻のレギオスという2作品を押さえて今期の駄目最終回アニメとなったのでした。
ごめんね☆
スポンサーサイト
スポンサードリンク
COMMENT
管理人からの返信です by 管理人@くりゃーど
>>グローブ=森羅 さん
視聴は続けていましたが、レビューに限界が来たのです。。
私もゼノグラシアは単体のアニメとしてはネタ的にもストーリー的にも楽しめた作品です。。
ネルヴァルの行動もそうですが、主人公秋葉の行動に一貫性がなかったのが、
一番の不満要素だったと思っています。。
イモちゃんが死んだその後にイモちゃん、イモちゃんと騒ぐのは
ギリで許せるとして、いつきから叱咤された後に立ち直ったと思いきや、
イモちゃんの生存確認で結局また騒ぎ出すのが、見ていてもどかしかったですね。。
視聴は続けていましたが、レビューに限界が来たのです。。
私もゼノグラシアは単体のアニメとしてはネタ的にもストーリー的にも楽しめた作品です。。
ネルヴァルの行動もそうですが、主人公秋葉の行動に一貫性がなかったのが、
一番の不満要素だったと思っています。。
イモちゃんが死んだその後にイモちゃん、イモちゃんと騒ぐのは
ギリで許せるとして、いつきから叱咤された後に立ち直ったと思いきや、
イモちゃんの生存確認で結局また騒ぎ出すのが、見ていてもどかしかったですね。。
途中で記事なくなったので、視聴やめちゃったんかなーと思ってました・・。
XENOGLOSSIAに関しては、私結構評価高いです。まぁ原作?のゲームやったことないからですが^^
当時、ゲームプレイヤーの友人と、ま逆の評価になった覚えが^^。
QT=思いの力(笑、でいいんですよね?先生。絶対障壁突破してたし。
精霊会議は、ほんといらねと当時思いました。あのね商法も問題外ですな・・。
たかね姉さんは、対抗するはずだったアレイダが味方になっちゃた関係で最後までぱっとしませんでしたな・・。
ネルヴァルの遠回りした結論が、はっきりわからなかったのが、微妙なかんじですなー。
敵味方の組み換えは、ある意味さnライズの伝統・・・。
ごめんね、には素でフきました^^。
ネタ的にも結構楽しめたので、私は結構評価高めです。
東のエデンは、またぞろ映画版へパターンだし、レギオスは、富士見アニメの伝統なので、あんまりきにしてません^^。