
沈むまで付いて行くと決め込んだこともあって『Wake Up, Girls!』劇場版を見てきました。
全体の流れとして
仙台の弱小芸能事務所がアイドルを売り出そうと企画
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オーディションに6人が集まる(内二人はスカウト)
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元I-1クラブのセンターだった島田真夢(松田マネはそのことを知らなかった)をスカウトするが断られる
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6人全員合格。WUG結成(名前はラブホの名前)
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CDデビュー目前で社長が資金持ち逃げ
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なんとか一回だけでもライブがしたい&島田合流
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飛び入り参加でライブ
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テレビ放送1話へ…
となるわけですが、
劇場版としてやる要素が一切ありません。放映時間からして単純に2話分を突っ込んでいるわけですが、これを1,2話としてテレビ放送を3話とするのであれば、割と印象は変わったと思います。
というか、
この0話があれば話としては非常に面白いですし、逆にこの0話がないとパンツしか話題にならないのも仕方ないと思えるくらいにアニメの1話2話としては
王道ではありますが完成度は高いです。
もちろん、節々に粗はありますが、1クールという少ない尺であれば許容範囲だと思います。
「仙台にアイドル?」という松田マネの言葉も『Dorothy Little Happy』を見ている側からすれば何言ってんだコイツ?と言わざる得ませんが、あくまでアニオタを相手にするのであればこれまた深く突っ込むのも野暮というものでしょう。
ただし、これが
劇場版としてみるとそれらが完全に粗になってしまい評価が下がってしまいます。そして作画厨ではないし、作品を評価するのに
作画とかクオリティとか言う評価ほど信じられるものはないと思ってはいるのですが、なぜゆえに
あれを見て作画作画言う人がいたのか不思議でなりません。
ケチをつけるわけではありませんが、だからといってライブシーン一つ取って大袈裟に言うほどでもありませんでしたし、いつもの先行上映魔法にでもかかったのでしょうか。
そしてまぁパンツの話。
無重力スカートに対するアンチテーゼ。リアルをリアルとして描写しているという1話レビューにおいてのコメントはそのままで良いのですが、いかんせん
そこまでの過程がクソ最悪でした。
結果的に本物パンツだったのですが、
飛び入り参加でのライブなので衣装がそれぞれの制服
↓
それはまぁいいとしてこの衣装でダンスをするとパンツが…
↓
見せパンでも買ってくるか
↓
『別にいいんじゃない。減るもんじゃないし(奥野香耶)』
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パンツ
善意によるパンチラじゃん。死ねよ見えること。見せることに対して良しとするアイドルってなんなのよ。『これで最後だから』で割り切れるもんでも無いだろうに…。
リアル描写でパンツを見せる為だけに存在する本物パンツ。
結果のみを求めるが故に発生するアクシデント。
無重力スカートへの矛盾を示すためのパンチラが奇しくも
それ以上のほころびを示してしまったというのが、私自身の見解です。おそらくは今後も
リアル描写を見せるためだけに存在する不快空間がいくつか出てくると予想します。
とはいえ、冒頭で言ったように
コレを踏まえた上での1話であるならば、及第点以上の作品ではあるので、とりあえずは高評価という形で見続けたいと思います。
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AKB関連の見せパンはあざとい。
もっとも2ちゃんや「やらおん!」はヤマカンだけで上から目線。