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『Angel Beats! -Track ZERO-』感想 

2010年06月24日 ()
rackZERO00.jpg


アニメ『angel beats!』の前日譚であるTrack Zeroが発売されました。


内容は以下の通り

■『Angel Beats! -Track ZERO-』収録エピソード
第1話 二人のロケット
第2話 Navy Blue
第3話 メルトダウン
第4話 COLD SUMMER
第5話 Man Like Creatures
第6話 バイ・マイ・サイ
第7話 開戦前夜
番外編 月曜日の未明
番外編II 月曜日の未明II(新規書き下ろし)

レビューってわけでもないですし、ただの感想程度ですが、超絶にネタバレ全開ですので、読む際は十分ご注意ください。













































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SSSが立ち上がる前、ゆりと日向が出会う所。日向がこの世界にやってきてすぐ、ゆりによって屋上から突き落とされてこの世界の構成を知るはめになるのですが、この頃のゆりはリーダーというよりも鉄砲玉に近いです。死んだ世界、満たされた気持ちになると成仏、前世で慈悲など与えてくれなかった等々のことからこの世界は神によって作られていると判断し、そしてそんな理不尽な人生を与えた神をぶっ飛ばすことに重点を置いています。

神をあぶりだす方法として一般生徒を血祭りにあげて反応を見るという行為に出ようとするのですが、日向の「殺人鬼みたいな真似はしたかない」という突っ込みを受けて一般生徒に手を出すという方法を取りやめます。

直井回でNPCを盾にされてゆりが攻撃しなかった理由がこれですね。

日向の突っ込みの時に、神妙な面持ちになって「そうか・・・そんなことをしようとしてたんだ」とつぶやいたことからわかるように、ゆりにとって生前の惨殺事件は軽くトラウマになっており、日向の何気ない突っ込みでフラッシュバックしたのでしょう。

「問答無用で一般生徒をボコる=抵抗できない弟たちを殺した強盗」という図式がゆりの中で成り立った以上、そりゃゆりは一般生徒に危害を加えようとはしません。

これは非常に納得です。揚げ足を取ろうと思えばいくらでも取れますが、単なる暴力女(当時)であるゆりがひとつの枷ともいえるルールを決めてそれを最後まで守っているというのはとても好感が持てます。しいて文句を付けるとすればTV放送の時に下らんギャグなんかやってないでさらっと補完しとけよと思ったくらいです。

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大山登場。

意外なことにSSS(この段階ではまだ立ち上げていませんが)の3人目は特徴がないのが特徴の大山でした。日向のルームメイトだったのですが、あまりに普通すぎて最初は一般生徒と思われていた大山。生きるのは辛いことばかりという大山の言葉から彼もまた悲惨な不幸話を持っているようです。語られいませんし語らなくて良いですが。


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チャーと武器屋

次に登場したのはギルドの長であったチャー。当初は武器になるようなものはなく、このチャーが拳銃を手に校長先生を脅した時が初めてでした。日向とゆりのケンカ(一方的にゆりが殴っていただけですが)の時、仲裁に入った天使でしたが、この時も同様にチャーの行動を諌めます。ハンドソニックを使って・・・。

というわけで、ハンドソニックが先でした。


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一般生徒に手を出さないゆりでしたが、鉄砲玉っぷりは健在であり、無茶をするゆりを諌める日向に対してコンビ解散をしてしまいます。

日向のゆりに対する想いは恋愛感情ではないでしょう。もやもやしている部分はあるのですが、直線的な愛の感情ではないように思えます。言ってみればキョンが涼宮ハルヒに対して想っている様な感情。この頃のゆりからずっとそばに居続けた日向であるからこそ、11話で「あたしことは気にしないで」と言ったゆりに対してあのような台詞を言ったのだと思っています。この辺りを読んでいれば、11話での行動も八方美人と思わないですし、違和感もなかったかもしれません。

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その後、天使を利用してチャーを仲間に引き入れ、天使と一緒にお茶をします。

これをアニメにした方が100倍面白いです。

天使の行動を逆手にとってのチャーとの対決とか、天使の部屋で部屋着をくんかくんかするゆりっぺとか絶対こっちのほうが面白いですし、一つ一つに繋がりがあります。

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校庭でビーチバレーをするゆりっぺ

これをアニメ化しろよ!!


あと、これをキャラクター原案にキャラデザインをするべきでした。ゆりっぺが5割増しでかわいいです。

ちなみにゆりが着ている水着は天使ちゃんの部屋にあった水着です。

天使ちゃんまじパレオ

そしてそれをパクって男に媚びるゆりっぺマジ外道


チャーが仲間になったことで、武器の製造というか精錬方法を会得するゆり達。土くれから作れること、ただし、構造を隅々まで理解していないといけないことなどが説明されます。地下にあった坑道は規模はどうあれ、そのときすでに作られており、そこには何故か野田がいました。そして野田はラスボス(と思い込んでいた)椎名さんと敵対しています。

結局、ゆり達が椎名さん討伐を請け負う形になるのですが、ここでゆりの言う仲間への想い第一歩が形成されます。

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いや、この段階では第一歩どころか伏線程度でしかないのですが、仲間になった野田を見捨てたゆりに対して日向が仲間だから見捨てては駄目だと説教するところ、日向自身がズタボロになりながらもゆりを守って戦うところは後々ゆりが本当の意味でのリーダーになるための軸になっているところかもしれません。

rackZERO09.jpg

そしてガルデモ番外編。

天丼ネタが好きなのかどうなのかわかりませんが、ドラマCDでも天丼、文字媒体でも天丼と立て続けに天丼ネタを見せられると非常に食傷気味になってしまいます。

kanonの時に一人コメンタリー(実際には皿うどんについて延々と喋っていただけですが)をしたので、今回は外したのでしょうけど、正直それで良かったと思います。というかキャラコメなんかは一発ネタですので、特典がキャラコメとかもう受けない気がします。

話を戻してガルデモ話になるのですが、せっかくの新規書き下ろしがガルデモの天丼というのが非常に惜しい。結果論になってしまいましたから、仕方ないのですが、書き下ろしに天使エピソードを入れてほしかったと言うのが正直な所。

どうして天使ちゃんが学校指定のスクール水着に満足せずにパレオに手を出してしまったのか、ゆりが来た後の水着のその後の行方とかギャグをするのならそういうのを書いてほしかったです。


とまれ、総評としては

・文字媒体になると麻枝准は面白い(鍵っ子フィルターあり)
・アニメを黒歴史にしてこれを再度アニメ化希望
・エロゲは無理だとしてもPCゲームで作り直すべき
・小説は書けないとか予防線を張った言い訳をするな
・キャラデザとか関係なくハルヒとキョンがフラッシュバックする
・ゆりっぺは芋っぺじゃない


こんな感じになります。

とはいえ、これは純粋に面白いと感じたのでABファンはもちろん、ABに疑問を持った人も、買えとまでは言いませんが、目を通す価値はあるのかなと思います。


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[2010.06.24(Thu) 20:38] Angel Beats!Trackback(0) | Comments(3)
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COMMENT

承認待ちコメント by -

by if
『すべての謎を解く鍵がここに!』と銘打つ割に、たいした謎解きはされていないみたいですね。
これは『Track Zero Part2』を出す布石でしょうか?

「・文字媒体になると…」
  これは充分予想できましたね。
  ゲームのテキストと一緒ですから、『鍵信者』に評価の高い『麻枝』氏ならば…。

「・アニメを黒歴史にして…」
  BDやDVDが売れれば、OVAとして出す可能性は無きにしも非ず。
  しかし、コミック化でお茶を濁して終わる気がします。

「・エロゲは無理だとしても…」
  ゲーム化ならば、コンシューマで行くのではないでしょうか。
  アニメとは違い、音無、ゆり、天使の三人からプレーヤーを選択して……、もしくはザッピング?
  なんか面白そうで、私もやってみたくなりますね。

「・小説は書けないとか…」
  PCゲームは基本的に電脳紙芝居です。
  挿絵の多い(らしい)『Track Zero』は紙芝居です。
  故に、小説ではない……のかもしれません。

「・キャラデザとか関係なく…」
  第1話でゆりはハルヒとかぶるなぁとは思いましたが、キョンがいない。音無はキョンには見えませんでした。
  なるほど、キョンは日向でしたか。AB本編では決して解らない裏設定だったのですね。

「・ゆりっぺは芋っぺじゃない」
  確かに、『Track Zero』ではそうでしょう。
  では、誰がゆりを芋っぺにしたのでしょう?

『Track Zero』にてお茶しているゆりと天使が、何故袂を分かったのか、そこが知りたいですね。

鍵信者を除けば、定価は高いので、購入には二の足を踏みます。(たかが1890円でも…)
中古本屋で見かけたら、立ち読みしようと思います。

管理人からの返信です by 管理人@くりゃーど
>>ifさん
鍵っ子でもこの量でこの値段はかなり厳しいものでした。。

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[ 2010.06.24(Thu) 23:31] URL | # | EDIT |

『すべての謎を解く鍵がここに!』と銘打つ割に、たいした謎解きはされていないみたいですね。
これは『Track Zero Part2』を出す布石でしょうか?

「・文字媒体になると…」
  これは充分予想できましたね。
  ゲームのテキストと一緒ですから、『鍵信者』に評価の高い『麻枝』氏ならば…。

「・アニメを黒歴史にして…」
  BDやDVDが売れれば、OVAとして出す可能性は無きにしも非ず。
  しかし、コミック化でお茶を濁して終わる気がします。

「・エロゲは無理だとしても…」
  ゲーム化ならば、コンシューマで行くのではないでしょうか。
  アニメとは違い、音無、ゆり、天使の三人からプレーヤーを選択して……、もしくはザッピング?
  なんか面白そうで、私もやってみたくなりますね。

「・小説は書けないとか…」
  PCゲームは基本的に電脳紙芝居です。
  挿絵の多い(らしい)『Track Zero』は紙芝居です。
  故に、小説ではない……のかもしれません。

「・キャラデザとか関係なく…」
  第1話でゆりはハルヒとかぶるなぁとは思いましたが、キョンがいない。音無はキョンには見えませんでした。
  なるほど、キョンは日向でしたか。AB本編では決して解らない裏設定だったのですね。

「・ゆりっぺは芋っぺじゃない」
  確かに、『Track Zero』ではそうでしょう。
  では、誰がゆりを芋っぺにしたのでしょう?

『Track Zero』にてお茶しているゆりと天使が、何故袂を分かったのか、そこが知りたいですね。

鍵信者を除けば、定価は高いので、購入には二の足を踏みます。(たかが1890円でも…)
中古本屋で見かけたら、立ち読みしようと思います。
[ 2010.06.25(Fri) 00:59] URL | if #- | EDIT |

>>ifさん
鍵っ子でもこの量でこの値段はかなり厳しいものでした。。
[ 2010.06.26(Sat) 14:07] URL | 管理人@くりゃーど #mfp4U/NQ | EDIT |

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